84円の効果

ST70の代わりに数種類のアンプを試したが、結論は大出力やダンピングファクターや下まで伸びている周波数特性と福よかな低音はなんら関係無いって事が今更ながら確認できた。もともとJBL/UREI6290を押しのけてマルチの低音を担当したST70だけあって代役を探すのが難しいようだ。これは直すしかないって事で取り合えず秋葉原で焼けた抵抗を2個買ってきた。しめて84円也。早速夕食後に交換した。直っちゃうんだなあこれが。しかし、なんで片CH40WのEL34PPアンプが片CH300Wのアンプより重厚な低音を奏でるんだろう?本当に不思議だ。これでALL真空管の3ウェイマルチシステムが復活した。低域がEL34PP、中域が300Bシングル、高域が2A3シングルと、なかなか理にもかなってるんじゃないかな?

ちなみに代役の1つとして仕入れた窪田式0db MOS−FETアンプはマルチの低域では良くなかったが単独でクラシックを聞くと本当に驚いた。この解像度は只者ではないよ。SV−501SEより上だし、パワーもあるからフルオケも十分鳴らせる。音も非常に優しくてかなりの高性能。しばらくクラシックこれで行こうと思う。恐るべし窪田式。